No.8 ケーブル・オイラーの使い方


ケーブル・オイラーは、ケーブルの動きを円滑にするため、ケーブルにオイルを注入する工具です。これの使い方を、メーカーである英国の MCA aston 社の説明書をもとに記載します。

ケーブル・オイラーの特徴

・ ケーブルの新旧にかかわらず、動きをまるでシルクのように滑らかにします

・ 指先の軽い圧力だけでケーブル全長にオイルが浸透するよう、特別に油圧設計されています

・ アジャスター付きの3/4" (19mm)までのケーブル径に使用可能です

 

使い方

上図を参照しながら読んでください。

A

Pressure cap (2)を回して緩め、Compression Dics (4) と一緒にNeoprene Pad (3) も外す。次に、ケーブルの端から約1/2” (13mm)の位置にあるプラスチックのアウター・ケース(外筒)に(2)(3)(4)を取り付ける。

B

ケーブルを差し込んだままの状態で、(2)(3)(4)をBody (1) に挿入し、Neoprene Pad (3) がケーブルのアウター・ケース(外筒)をしっかりとつかむまでPressure cap (2)を締める。

C

End Cap (6)を外し、ネジ部ぎりぎりまでRam (5)を緩める。

D

Body (1) の縁から3/4”(19mm)の位置までBody (1) にオイルを注ぐ。End Cap (6)をBody (1) に取り付け、オイルがケーブルの全長にわたって浸透するまでRam (5)を締める。

E

ケーブルを取り外す前に、End Cap (6)を緩め、残った余分なオイルを抜く。